2010.06.12 泉蔵寺 吉田忠左衛門夫妻の墓
赤穂浪士の一人。 その人望から大石内蔵助に次ぐ人物と評される。
ここは正確には吉田忠左衛門兼亮“夫妻”の墓。 彼の妻りんは、夫が切腹した後に身を寄せていた娘婿の主君が、刈谷へ移封されたためこの地にやってきた。 泉蔵寺で夫の冥福を祈ることにしたが、半年後に病死してしまった。 江戸へ下る夫が、今生の記念にと渡した生歯一本とともに、りんはここへ埋葬されたのだという。